数多くの住宅会社の中からパナソニックホームズで家づくりを検討している方も多いと思います。
とはいえ、

本当にパナソニックホームズでいいのかな
パナソニックホームズに悪い点はないの
実際にパナソニックホームズで家を建てた人の話を聞きたい
このように疑問をもっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はパナソニックホームズで家を建てた筆者が、後悔した4つのポイントについてみていきましょう。
・住んでわかったパナソニックホームズでの後悔点
・後悔しないためにおこなえること
これからパナソニックホームズで家づくりを検討されている方はぜひ最後まで読んでいただき、家づくりに参考にしてください。
目次
我が家のスペック紹介
我が家のスペックを紹介します。
- 商品タイプ:パナソニックホームズ カサートC
- 延べ床面積:120.68㎡(36.50坪)
- 構造:鉄骨造
- 屋根:釉Cフラット瓦
- ソーラー発電搭載量:5.23kw
- 外壁:キラテックシリーズ
- 換気システム:エコナビ搭載換気システム(エアロハス非搭載)
パナソニックホームズの全館空調であるエアロハスは、費用の関係で採用しませんでした。
ちなみに実際にかかった建築費用は以下の記事をご参照ください。
パナソニックホームズ4つの後悔とは?

パナソニックホームズに住んで分かった4つの後悔について紹介します。
建築費用が高い
パナソニックホームズは他のハウスメーカーさんと比べても坪単価は高いといわれています。

筆者自身も家を購入して実感しました。
ちなみにお家のいろはさんの記事では坪単価の平均は87.7万円となっていますが、Twitterでおこなったアンケートでは、以下のようになりました。
なんと坪100万円以上かかった方が半分近くいます。
イーデスさんの記事では注文住宅の平均坪単価は68.7万円のなっていますので、パナソニックホームズの坪単価はかなり高い方といえます。
冬場が寒い
全館空調(エアロハス)を設置しなかったことも影響していますが、冬は寒いです。
実際にパナソニックホームズのUA値(断熱性の指標)は0.6と、極端に優れている方ではありません。
そのため、全館空調を採用していない我が家では個別暖房のみで室温をコントロールしており、部屋を出ると極寒ということが日常茶飯事です。
ただ、全館空調を設置すれば室内の寒さは改善が見込まれるため、全館空調を採用しておけば良かったと後悔しています。
詳しくは「【2023年】パナソニックホームズは寒い?住み始めて3回の冬を越した感想」をご覧ください。
珪藻土クロスで冬場は乾燥する
パナソニックホームズでは「珪藻土が組み込まれた」クロスが標準壁紙ですが、この珪藻土の影響で冬場は乾燥がひどくなります。

正直、冬場の乾燥はあまり予想していませんでした。
暖房も使用するため、冬場は加湿器は必須アイテムです。
逆に夏場は珪藻土が組み込まれたクロスが吸湿してくれるため、快適に過ごすことができます。
外壁タイルの種類が限られている
パナソニックホームズの外壁はメンテナンス不要の外壁ともいわれ、性能については十分です。
しかし、打ち合わせの際に「外壁タイルの色の種類が少ない」と感じました。
たしかにタイル自体は8種類(公式HP参照)と豊富な品揃えですが、タイルごとの色のバリエーションは多くはありません。
特に外壁カラーで人気のある「黒色」はLSスクエアしかない現状です。


希望のデザインと、色の組み合わせが希望通りにいかないことがあるため注意が必要です。
詳しくは「キラテックタイルの3つのデメリットとは?住んでわかったデメリット紹介」をご覧ください。
後悔しないためにできること

後悔ばかり紹介しても、対応できばければ意味がありません。
そこで実際におこなえる対策について紹介します。
損せずにパナソニックホームズと契約する方法
パナソニックホームズは建築費用が高い住宅会社である反面、値引きがおこなえる住宅会社でもあります。
そのため、値引き交渉がおこなえない方は300万円以上は損するでしょう。

とはいえ、どうやって値引き交渉をすればいいかわからない
そこでぜひ読んでいただきたいのが、【完全暴露】パナソニックホームズで値引き率10%超え!たった1つの方法とは!?です。

筆者も実践した値引き交渉について詳しく紹介しています。
パナソニックホームズでの家づくりを考えているのであれば、読んで損はないと思いますのでぜひご参照ください。
寒さ対策について
筆者はパナソニックホームズの家で3度の冬を過ごしました。
その経験を踏まえ、寒さ対策について紹介します。
・リビング階段を設置する場合は必ず仕切りを取り付ける
・エアロハス(全館空調)を設置する
・そもそもパナソニックホームズを選ばない
筆者宅ではリビング階段を採用していますが、2階からの寒気が階段を伝って直接リビングに降りてきます。

もし、リビング階段の採用を考えているのであれば、必ずカーテンや扉などの仕切りの設置をおすすめします。
外壁のデザインの対策
種類の色が限られているパナソニックホームズの外壁ですが、我が家とわかるデザインにしたかったため、あえて違う種類の外壁タイルを採用しました。
白色と黒色の外壁タイルですが、実はそれぞれタイルの種類が違います。


違う種類のタイルを採用することで予想していなかったメリットもありました。
- 我が家とわかる
- コントラストがはっきりしておしゃれにみえる
- 家が2つにみえるため、家が大きくみえる
限られたバリエーションでも外壁の組み合わせ次第では、十分満足度の高い外壁を採用することも可能です。
まとめ
パナソニックホームズでの後悔点を紹介してきました。
まとめると、
- 金額
- 寒さ
- 外壁
- 乾燥
それぞれ後悔ポイントがありました。
しかし、筆者のように簡単な対策をすることで後悔の少ない理想の家をつくることも可能です。
そのためには色々な方の住まいブログの後悔点を探して、今後の家つくりに反映させることが重要になります。
当ブログも家づくりを一生懸命考えている方の参考になれば幸いです。
それでは今日はこの辺りで失礼致します。