後悔がないように一生懸命に家の情報を集めて打ち合わせをしても、住んだ後にどうしても後悔は出てきます。
しかし、その後悔する数を限りなく減らすことができる方法があります。
それが、
実際に家を建てた方の後悔した点を参考にすること
なぜなら、家には住んでみないと分からない情報がたくさんあるためです。
たしかに最近では大手会社が「後悔しない間取り〇選」等の多くの情報も確認できますが、あまりリアル感がなく実際に家を建築して住んだ人の情報にはかないません。
そのため実際に家を建てた方の意見には、言葉以上の価値が存在します。
そこで今回は、新築で2年過ごして感じた後悔した間取りについて紹介していこうと思います。
実体験を元に紹介するため、必ず家つくりの参考になると思いますのでぜひ最後までごらんください。
・エリア別の間取り後悔
・意外な間取りの後悔点
・間取り設計で失敗しないための方法
こちらも後悔した記事になりますのでパナホームを検討されている方はぜひチェックしてみてください。
目次
1,リビングの後悔
リビングの後悔した点になります。
リビングは一番力を入れていたポイントでしたが、実際に住んでみるとやはり後悔した点がいくつがでてきました。
ぜひ参考にしてみてください。
日当たり悪く光が差し込まない
我が家は大きい窓を設置しましたが、日中でもこのようにあまり光が差し込んできません。
光が差し込まないと部屋全体が暗い印象になります。
特にリビングは家族の憩いの場で、一番過ごす時間が長い場所です。
そのため、できれば明るい印象の部屋が良かったにも関わらず、日当たりが悪いだけで台無しになってしまいます。
日当たりが悪くなった要因として考えられるのは、
- 北側の部屋のため
- 周囲に4つの家に囲まれているため
回りの環境にも左右されるため、必ず家を建てる際は周りの環境についても気にしておきましょう。
リビング階段から寒気が降りてくる
我が家ではリビング階段を採用しましたが、意外なデメリットもありました。
・寒気が降りてくる
・2階まで音が響く
・リビングのスペースが小さくなる
3つのデメリットがあります。
特にこの中でも寒気が大きな問題で、冬場は暖房で室内を暖めようと思っても2階から寒気が降りてくるため部屋が暖まりにくいです。
つまり、暖房効率も非常に悪くなるため電気代もかさんでしまいます。
そのためリビング階段を設置する場合は、仕切りを付ける等の対応がおすすめです。
収納スペースを作れば良かった
我が家では収納スペースにも気を配って設計していただきましたが、
なんでここに収納スペースを設置しなかったんだろう
そんな疑問を抱えたスペースが階段下にあります。
明らかに持て余している印象です。
この階段下のスペースをくり抜いて、大きな収納スペースにしてもらえば良かったと後悔しています。
正直、収納は多いに越したことはありません。
現状子供も小さいため収納は足りている状況ですが、今後のことを考えると階段下の空間を収納にしておけば良かったと後悔しています。
収納にできそうなスペースがあれば間違いなく工夫して収納スペースにすることをおすすめします。
コンセントの数を十分考えれば良かった
生活には必須のコンセントです。
我が家ではコンセントが少ないというよりは多すぎました。
たしかにコンセントが少ないよりはマシですが、コンセントが多くなるとその分設置費用がかかります。
もっと計画的にコンセントの配置と数を設置すれば良かったと後悔しています。
2,和室の後悔
続いて和室の後悔したポイントになります。
我が家では和室の配置等については後悔はありませんが、窓の設置については大きな後悔が残りました。
大きい窓を設置して対人から丸見え
ごらんの通り、和室にも大きな窓を2つ設置しています。
特に正面の窓が問題で、対面の方から和室を通してリビングまで丸見えの状態です。
日当たりや解放感を考えて大きな窓を設置しましたが、ロールスクリーンを降ろしたままの窓となっています。
そのため、できればこのような足元から光を差し込む窓にすれば良かったと後悔しています。
3,キッチンの後悔
我が家ではアイランドキッチンを採用しました。
アイランドキッチンを採用した影響もあって、アイランドキッチンならではの後悔ポイントがでてきました。
ぜひ参考にしてみてください。
キッチンに子供が侵入しやすい
アイランドキッチンのためキッチンの両サイドがフリーの状態です。
つまりキッチンの両サイドから侵入することが可能です。
通常であればキッチンの片側だけ柵を設置すれば良かったのですが、アイランドキッチンの場合は両サイドの侵入経路を防ぐ必要があります。
こちらに関してはどうしようもない問題ですが、子供が小さいお宅は注意した方が良いかもしれません。
料理の匂いが広がりやすい
LDKでほぼ真ん中よりアイランドキッチンが位置しているため、どうしても料理中の匂いは広がりやすいです。
もちろん換気扇も回していますが、匂いはしっかりと拡散されます。
こちらについても対応は難しいですが、せめてこのようなガードを設置しておけば良かったと後悔しています。
食器の汚れが飛び散りやすい
シンクの周りの高さがないため、洗い物をしている際に水や汚れが床に飛び散ることが良くあります。
もう少しシンク周りに高さを出しておけば良かったです。
現在は散らさないように慎重に洗い物を行っています。
4,玄関の後悔
玄関に約1畳分のシューズインクロークを設置しました。
靴意外に家族用の荷物を収めるためです。
SICの収納が少ない
しかし現在この収納が大人2人と0歳児の荷物だけで中はパンパンで、すでに余裕がありません。
もう少し可能であれば広めにとっておけば良かったです。
現状の対策では倉庫を購入するしかありません。
あらかじめ倉庫を購入することを予定している方であればSICは狭くても大丈夫だと思いますが、倉庫の予定がない方はSICを広めにスペースをとっておくことをおすすめします。
5,トイレの後悔
つづいてトイレの後悔になります。
階段下トイレだったこと
我が家はリビング階段をU字の階段としたことで、階段下トイレの間取りとなりました。
おかげでトイレの天井部分が下がり、トイレが狭く見えます。
そのため、トイレのインテリアやトイレ自体の選択には苦労しました。
階段下トイレの希望がない方は、事前にしっかりと間取りの打ち合わせをしておきましょう。
2階のトイレの位置
完全に盲点でしたが、リビング階段の近くに設置したことで、トイレの音が下のリビングまでハッキリと聞こえます。
実際に筆者自身はそこまで気にはしていませんが、トイレの音を気にされる方はリビング階段近くのトイレは控えた方が良いかもしれません。
もしくは、先ほども紹介したように階段とリビングの間に扉や仕切りを設置することをおすすめします。
【番外編】
最後に番外編になります。
「こんなところもか」という意外なポイントもありましたので、紹介させていただきます。
パナソニックホームズは寒い?
冬を2回越してきましたが、正直寒かったです。
理由は
- エアロハスを設置しなかったこと
- 寒さ対策の間取りを考えなかったこと
でした。
寒さが苦手な方は寒さ対策については真剣に考えた方が良いでしょう。
詳しくは、「パナソニックホームズは寒い?住み始めて2回の冬を越した感想」で紹介しています。
布団干しスペースを設置すれば良かった
我が家はベランダを設置しませんでした。
詳しくは、「ベランダはいらない?家のベランダをなくして浮いた金で寝室を増設した話」で紹介しています。
ベランダがないため、布団を外に干すことができません。
そのため、このような布団干し用のパイプを設置してもらえば良かったと後悔しています。
実際こういったパイプがあれば問題なく布団を干すことができます。
【必見】間取りで失敗しないためには?
間取り設計は本当に難しいです。
家作りは3回建てないと、理想の家は作れないとも言われています。
筆者のような凡人には家を3回建てるなんて天地がひっくりかえっても無理です。
では、1回で理想の家作りを行うためにはどうすれば良いのでしょうか。
それは、
- 多くの間取りを比較し検討することです
でもそんな大がかりのこと時間がないのでできません
そこでおすすめなのが、以下の記事です。
【パナソニックホームズで建てる人】住宅展示場見学までにやっておくべき6つの手順
間取り請求や比較のやり方以外にも実際に家を建てた方の体験談や、家作りに必要な情報収集のやり方を紹介しています
しかも無料かつ在宅で行える方法です。
実践することで後悔を限りなく少なくすることが可能です。
これからパナソニックホームズでの家作りを検討されている方は是非一度ご覧ください。
まとめ
お家は一生に一度の大きな買い物です。
ぜひ後悔のない間取り作成を考えて、満足のいく家つくりを進めていきましょう。
その中で今回の記事が間取り作成を考えている方の参考になれば幸いです。
それではこの辺りで失礼致します。